練馬区でも現在、職員の数の削減を進めていて、現在は職員全体に占める4割、2,700名近くの方がいわゆる1年契約の非正規公務員として働いていますその9割近くは女性、そして10年以上働いている方も多くいます。こうした方々の多くは年収200万円以下、どんなに働いても給料は変わらず、来年度の雇用も保証されていない中で、官製ワーキングプアと呼ばれてきました。私たちたちは、これまでも雇用の安定や、昇給制度の導入などを訴えてきましたが区はその都度拒否をしています。https://iwasetakeshi.net/2021/10/part-time-job-2/

さらに今年に入り、非正規公務員の方から残業代が支払われていないとの相談を頂きました。練馬区に確認したところ、2800人のうち、昨年度に残業代が支給されたのはわずか6名、合計で19時間のみとのこと。なぜこれほど少ないのでしょうか?

区の説明では、残業と認められるには上司からの職務命令が必要とのこと。つまり、上司の命令を受けないで仕事をしているので残業とは看做していないとのことでした。

しかし、多くの職場では労働条件が悪いために、募集しても人が集まらず欠員となっています。その中で、職員の方々がいない方の分の仕事も含めて残業として仕事をせざるを得ないのが実態です。誰よりも労働者を守るべき立場にある練馬区が、こうしてサービス残業を強いるのはあってはならないことです。議会において改善を訴えます。ご意見などあればぜひお寄せください!