練馬区でもオンライン授業の充実を!

練馬区の不登校の児童生徒のうち、区が勧める適応指導教室に登録しているのは小学校で4割、中学校でも5割。さらにそのうち、小学校で7割、中学校でも6割はほとんど通っていないとのこと。つまり8割以上の不登校の子どもが適応指導教室にほとんど通っていないのが実情です。 練馬区は適応指導教室に通っていない子ども達に対しても一人ひとりにあわせた丁寧な対応をしているとのことですが、保護者やご本人から頂く声は全く違うものです。不登校の当事者である子ども、保護者の声を聞くためにも実態を調査すると共に対応を図るよう求めました。 練馬区では中学の不登校生徒にオンデマンドの授業配信を行っていますが、対象は適応指導教室に登録している方のみです。希望する全ての不登校の子どもがオンデマンドの授業を受けられるよう区として対応するよう求めました。 また、区は12月中に小学校1校で試験的に全児童へ タブレットを配布し、通信状況などを確認した後、2月までに全校の児童生徒に配布。機種はLenovo 300e Chromebook 2nd Gen(2020年モデル)とのことです。 区はオンラインでの授業について同時双方向型の授業は課題が多くまだ実施できないとのこと。あまりに遅いと思います。他の自治体や私立の学校では既に実施している中で、子どもの学びを保障するためにも、タブレットの配布にあわせ、同時双方向型の授業についても早期に実現するよう引き続き訴えます!  

練馬区 でのいじめは1校あたり年間9-10件、本当にこんなに少ないの?

11月24日の委員会で2019年度(令和元年度)に区内の小学校では541件、中学校は352件のいじめが発生(認知)したと報告されました。区内には小学校が65校、中学校が33校ですので、1校あたり年間9-10件程度のいじめだったということになります。しかし、この数字はあまりに少ないのではないでしょうか? どうやっていじめを見つけたか、そのきっかけについて見てみると、「学校の教職員等が発見」が最も多く小学校、中学校ともに7割以上を占めています。他方で、「本人からの訴え」は小学校で8%、中学校で11%のみです。 練馬区の説明では、「学校がいじめを丁寧に発見できている」とのことですが本当にそうなのでしょうか?逆の見方をすれば、学校が見つけたいじめしか把握できていない、ということだと思います。 特に今の時代はLINEなどのネットを通じたいじめも数多く発生しているなかで、学校が把握できているいじめは氷山の一角だと思います。だからこそ、大切なのは本人からいじめを訴えやすい環境を作ることであり、そのためにもLINEやメール、電話での相談についてより積極的な活用を検討することなどを区へ求めました。

★ブラック校則 練馬区の小学校 「体育の時に肌着を脱ぐように指導されます!」

昨日、小学校の保護者の方から子どもの体育の授業の際に、体操服の下着を脱ぐことが求められる、という訴えを頂きました。理由は「汗で冷えるから」とのこと。 SNSで情報を呼びかけたところ、わずか1日で10名以上の保護者の方からご連絡を頂きました。何名かの保護者の声をご紹介します。 こちらの方は学校に訴えても変わらなかったとのことです。 「性教育で一番最初に習うのがプライベートゾーンです。水着で隠れる部分は大切な場所であり、他人に見せたりさわらせてはいけないというものです。小学校では体育の授業で低学年のうちは男女混合で着替える上、全学年下着を脱がせる指導をしています。学校に訴えましたが「汗で体が冷えるから」とのこと。 ですが直に体操服を着ると女子のブラジャーは透けますし、盗撮の危険性も考えられます。今の下着は機能的であり、休み時間に汗だくになっても着替えないのに体育の授業では強制的に脱がせるのも大袈裟かもしれませんが子供の人権侵害とも言えます。」 この方はお子さんが不登校になっているとのことです。 「私の娘の学校も体育の時の肌着着用不可です。こういうルールが嫌で娘が学校に行けてなかったりするので、もし色々変わっていくとみんな過ごしやすくなると思います!」 これほど多くの方が悩んでいることに驚きました。それぞれ理由は「汗で体が冷えるから」ということですが、でしたら着替えを持っていけばいいだけの話です。保護者の方が指摘されているように、たかが肌着、ということではなく、子どもの性教育の話、そしてなによりも子どもの権利にもつながると思います。 一つの学校の問題ではなく、練馬区全体として取り組む必要があると感じています。 練馬区に対して改善を求めていきます!    

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