練馬区 ステイホームの功罪、コロナ禍で家庭から出されるごみが急増

昨年度、(2020年度、令和2年度)の練馬区の中で出されたごみ・資源(新聞、段ボール、ペットボトルなど)の量が公表。ごみについて昨年度は可燃、不燃、粗大ごみの全てで前年を上回っています。特に粗大ごみについては、前年比113%と急激に増加しており、その背景には多くの方が在宅で過ごす時間が増えたことがあります。 資源(新聞、段ボール、ペットボトル等)についても特にダンボール(122%)の増加が顕著です。こちらも在宅時間が増えた中で、デリバリーでの注文が増えたことが背景にあります。私もたびたび注文するのですが、小さい商品なのに包装は段ボールなど、あまりに包装が過剰です。こうした状況を受け、国内のダンボール生産量は毎年、過去最大を記録しており(ダンボール統計)、その輸送などにも大量のCO2を排出しています。ペットボトルも去年よりも10%増加しています。 地球温暖化が深刻化するなかで、行政、民間企業、個人のそれぞれが対応することが必要と言われ続けていますが変化はなかなか見られません、区に対しても更なる対応を求めるとともに、私自身の反省も込めてダンボールやペットボトルなどごみの排出削減に取り組みたいと思います。