新垣修 先生の『時を漂う感染症』を読んで。歴史から学ぶ。ワクチンと、人権、正義と。

新垣修ICU教授の『時を漂う感染症』を読みました。新垣先生といえば、日本の難民・無国籍等に関係する国際人権法の第一人者でいらっしゃることは存じておりましたが、本書では、コレラやペストにはじまりHIV/AIDS、コロナ等の感染症の世界における蔓延と対処を、時間軸を追って、歴史的・政治的・宗教的な背景を交えながら、多国間交渉と国際法がそれにどのように関わっていったのかについて幅広い学際的な視点から分析されています。 https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766427622/ […]