聖火リレーの予定コース、3,800万円をかけ改装…。必要だったのでしょうか?

先日、区民の方からこんな相談がありました。 「4月ごろから近くの歩道で工事がスタート。夜中の2時頃まで行われていて、うるさくて困っていました。そもそも、この歩道、とても綺麗だったのになぜ急いで工事する必要があったのでしょうか?調べてみると、中止された聖火リレーの予定コースにもなっていました、オリンピックと関係があるのでしょうか?」 […]

練馬区議会 オリンピックに延期・反対の意見書を議会で提案、否決されました

区議会最終日、野党4会派で「感染拡大の懸念を払拭できない限り、東京オリンピック・パラリンピックの延期または中止を求める意見書」を議会に提案しました。提案したのはインクルーシブな練馬をめざす会、日本共産党練馬区議団、練馬区議会立憲民主党、オンブズマン練馬、の14名。 結果は賛成15名に対して、自民党、公明党など35名の反対で否決。しかし、区議会でオリパラへ反対の声をあげたことには大きな意義があったと思います。区議会では、皆さんのご意見を頂きながら私が提案理由の説明を行いました。訴えの要旨をご報告します。 […]

練馬区でのワクチン接種が終わるのは10月ごろ、オリンピックは見直しを!

今日から 練馬区議会定例会が始まりました。 区長の所信で ワクチン接種 について、6月29日に40歳~59歳、7月6日には12歳から39歳の方への接種券を配布し、10月中旬に区が想定する、全区民の65%への接種が終了する見通しと表明。 […]

緊急事態宣言へ。国の支援を待つのではなく練馬区独自の支援を!区は聖火リレーに1500万円も本当にかけるの?

3回目の緊急事態宣言が発出されると報道される中、朝の駅頭でも仕事を失いそうだという悲痛な訴えを頂きました。 そうした中、昨日の文教児童青少年委員会では、国が行う「 低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金 」について報告がありました。国として初めて、ひとり親以外で困窮する世帯(二人親世帯)に対しても現金を支給するとのこと。 しかしこちら、対象があまりに厳しく、時期も遅すぎます。 特に二人親については詳細は未定ですが対象は住民税非課税世帯と言われています。しかし、両親がいて住民税非課税の子育て世帯というのは、夫婦とも仕事がないなどあまりに限定されています。多くの方は住民税を払いながらもコロナ禍で苦しい生活を余儀なくされており、あまりに狭いと言わざるを得ません。また、支給の時期についても、前年度の住民税が確定するのは6月ですので二人親世帯では7月以降になるとのこと。 こうした中、昨日の委員会では 練馬区 として独自の給付金の実施を求めたところ、区は現在は検討していないとの回答でした。 区は財源が厳しいと繰り返しますが、いまだに区内での聖火リレーの応援やセレブレーションに1500万円以上を予定し、オリンピック関連予算だけでも4,500万円にも達しています。財政が苦しいというのであれば、今こそこうした予算を削って、コロナ禍で生活が困難になっている方に支給すべきです。引き続き区としての対応を求めていきます。

妊婦からの訴え「コロナで苦しい中、なぜ区の支援まで削られてしまうのでしょうか?」…区は五輪に4500万円、まずは人々の暮らしを!

Twitterでこんな訴えを頂きました。 「第三子を妊娠し、今日母子手帳をもらいに行きました。保健所の方の説明で「今年から第三子祝金が半額の10万円になったが都からの10万円分の支給と合わせて20万円分」というような説明を受けて、かなりモヤモヤしました。帰ってきて調べたら、練馬区の財政難で削られた部分ということで、悲しくなりました。コロナで生活がとっても厳しい中、なぜ子育てのお金まで削られてしまうのでしょうか?」 […]

練馬区がオリンピックに向けて使うお金は4,585万円!華やかなイベントより区民の暮らしを守ることにお金を!

先週からオリンピックに向けた聖火リレーがスタート。練馬区 ではオリンピックに向けて4,500万円もの予算が使われます。 予算の内訳を確認した所、最も高いのは聖火リレー代の1,500万円。7月17日(土)に石神井公園から練馬総合運動場までの6.4㎞を35人が90分をかけて疾走、ゴールでセレブレーションイベントを行うとのこと。演奏や踊りなどを予定しているそうです。そもそも、密になるな、沿道で見るな、と報道されているのに、なぜ多額の税金をかけてわざわざ人を集めなければいけないのか。そのほか、聖火トーチも15万円で新たに購入、わずか6キロしか走らないのに、新たに購入しなくてはいけないのでしょうか。 同時に、皆さんの気持ちを盛り上げるためのイベントとして2百万円が計上、100日前イベントを開催するとのことですが、そもそもオリンピックに賛成か反対かは一人ひとりの自由であり、税金を使って皆さんの気持ちを盛り上げるということ自体がおかしいと思います。それ以外にもパブリックビューイング委託費として1千万円以上が計上されています。 区はコロナでお金がないということで、高齢者のおむつ補助や葬儀場使用料補助、第3子の誕生祝金まで削減し、区民の方への犠牲を強いています。一方でこのような形で多額の税金を使うのはあまりにおかしいと思います。区はすべての人を助けることはできない、といったことを主張しますが、華やかなイベントよりもまずは人々の暮らしを守るためにこそ事業を行うべきです。引き続き対応を求めます。

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