【一般質問のご報告②】教員の訴え「私たちは定額働かされ放題、助けてください!」

年に一度の一般質問、今回は特に皆さまから寄せられた生の声を議会で訴えることを通じて、改善を求めました。その一つとして、コロナ禍で過重労働に苦しむ多くの教員の方から寄せられた声を訴えました。詳細は議事録をご確認ください。 【はじめに】 教員の過重労働が大きな問題になっています。そもそも、教員には残業代が支払われず、その代わりに法律に基づいて給料に4%の加算が行われています。しかし、なぜ4%なのか、その根拠は法律ができた1966年当時の残業時間、ひと月にしてわずか8時間分でしかありません。80時間以上の残業があたりまえのように存在する現実とはあまりにかけ離れています。 「私たちは定額働かされ放題、この1年だけでも子ども達が飲み終えた牛乳パックの洗浄や部屋の消毒、どんどん新しい仕事が押し付けられもう限界です、助けてください!」 […]

部活動の子ども達、熱中症にならないか不安です、子ども達を守ってください!

連日の暑さの中、複数の保護者の方から炎天下での部活動について、熱中症が不安とのご相談を受けました。ご紹介します。 「娘が所属する中学校のソフトテニス部は今日も午前中から練習をしていました。ここまで危険な暑さに達してしまっているので、子供たちに事故がある前に部活動の中止の判断を出さなければならない状況かと思います。子供の安全を隅に追いやりながらの部活は誰のためのものでしょうか。ぜひ対応をお願いします。」 昨年だけでも都内で、熱中症で救急搬送されたのは児童、生徒だけで513名に上ります。本日東京都に対して、初めてとなる「熱中症警戒アラート」が発令されました。このアラートは本年から開始したもので、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表しています。アラートが発令されると「不要不急の外出はできるだけ避ける」として、エアコンが設置されていない屋内外の活動は中止することが求められています。 各校に確認した所、アラートが発令されたことで部活動を中止した所もある一方で、通常通り部活動を行っている学校もあるとのこと。しかし、学校の判断に任せるだけではなく、子どもや先生達を守るためにも区として責任を持って対応する必要があります。区に訴えた所、アラート等が発令されたら、活動を行わないよう区から学校に通知するとのことでした。区として対応するとのことで前進ですが、今後も酷暑が予想される中で、迅速な対応を引き続き求めます。

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