先日完成したかわら版、配布の依頼も済んで一安心と思っていたら、かわら版をお配りする地域に関わる大きなニュースが…

昨年末、東京都や練馬区などが策定した「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)案」が発表されました。

この計画案では、2025年までの10年間で優先的に工事開始を行う「優先整備路線」が選ばれました。この「優先整備路線」に選ばれたのは練馬区では20路線、延べ18㎞にもおよび東京23区の中で最も高い数字です。そして、近隣の地域としては232号線、135号線、そして156号線と呼ばれる3本の道路が含まれています。

その中の一つで、かわら版をお配りする地域にもあたる156号線は、1962年に建設が計画されたもので、目白通りから始まり、大泉学園駅前の交差点を通り、東大泉4丁目、西大泉1丁目、南大泉5丁目、6丁目の住宅街を貫通して保谷駅近くへとつながるものです。

道路予定のこの地域には閑静な住宅街が広がっています。暮らしが根付き、コミュニティが育ってきました。そこに突然、50年以上前に予定された道路が建設されようとしています。この地域の景観を大きく変えるだけでなく、そこで暮らす方々の生活にも大きな影響を及ぼすものです。そんな計画が、沿線に住む方々に相談もなく、計画が決定されようとしていること、大きな問題です。

だからこそ、すでにできたかわら版に加えて緊急のかわら版を当該地域の方にお配りすることにしました。非常に限られた時間でしたが、スタッフの方の頑張りでなんとか間に合わせることができ、1月中には地域の皆さんにお届けできることができました。

ぜひ地域に住む皆さんの意見を聞いたうえで、議会の中でしっかりと議論をしていきたいと思っています。