練馬区議会の決算特別委員会が始まりました。
決算特別委員会は、練馬区のお金がどのように使われたかを審議するもので、毎日、分野(費目)ごとに質疑が行われます。こちらの委員会の特徴の一つは一問一答形式であること。例えば、先日行った一般質問では議員が先に25分で質問して、それに対して区が20分かけて回答する、という形ですので、一方通行になりがちです。しかし、決算特別委員会では、質問の都度、区が回答するので、そこからさらに質問するなど、よりダイナミックで深い議論になります。また、区の答弁に対して、議員はその場で考えなければいけないので、一層の準備も必要になります。
このようにダイナミックではありますが、私たち少数会派にとっての一番の問題は発言の時間があまりにも短いことです。一般質問ではすべての議員が45分の持ち時間ですが、予算や決算特別委員会では、質疑の時間は会派の人数によって決められます。例えば最大会派の自民党は62分ですが、私たち「市民の声ねりま」は10分しかありません。しかも、この時間には区の答弁の時間も含まれているので、実際に質問できるのは半分程度、さらに、野党に対しては区の答弁もやたら長くなり、さらに短くなることも…
そんな中で、皆さんから頂いた意見や声を10分に込めるため、毎回数十時間の準備を行っています。私は今回、環境費と教育費について議論を行う予定です。委員会は来週まで、毎日行われていますので、お時間があればぜひ傍聴にもお越しください!