決算特別委員会が続いています。質疑の時間は会派の人数によって決まっていて、私たちは区からの回答(答弁)を含めて14分間の持ち時間です。わずか14分ですが、どうしたら練馬区がよくなるのか、政策を訴えるために毎回数十時間をかけて準備をしています。
わずか14分、されど14分、1分1秒がとても大切なものです。
今日は練馬区に新たに4か所の保育園を開設予定の事業者について質問をしました。こちらの会社、もともとはパチンコやホテルの経営、カルチャーセンターの経営などを行っていて、昨年の4月に初めて保育園の運営を始めたばかりです。保育の経験も少ない企業がいきなり区内で4か所も保育園を開始するという事について、人材の確保も含めて問題があるということを指摘しました。
今日の質疑では区は、質問に正面から答えることなく、ひたすら区の主張を訴えて時間を使いきってしまう、そんな対応でした。内容は明日以降にご報告しますが、怒りを感じるとともに、本当にがっかりしました。
もちろん、私たちと区の間には意見の対立や立場の違いもあります。しかし、考え方の違いも含めて正面から議論することこそが議会の役割であり、議論を通じて問題を整理し、解決することもできるはずです。今日のように、質問に答えず、時間稼ぎにしか思えない答弁をするのは、私たちのみならず、議会に対しても、そして区民の方に対しても誠実とはいえません。こうした答弁が続くことのないよう、私たちもしっかりと主張していきたいと思います。どういう状況なのか、直接知って頂くためにも、よろしければぜひ傍聴にもお越しください。