保育士や幼稚園教諭の給料が仕事の責任や大変さに比べてあまりに低いことが問題になっています(保育士の平均年収は310万円程度)。こうした中で、国は来年2月から民間で働く保育士や幼稚園教諭等の給与を毎月9千円程度上げるために予算化することを発表しました。https://www.yomiuri.co.jp/politics/20211227-OYT1T50005/

しかし、非正規の公務員を含めて全ての職員の人件費が上がるのか、不安の声もあがっています。予算委員会での会派からの質疑の回答では、まだ制度が確定していない中で不明な点も多いが、非正規公務員(会計年度任用職員)として保育士を補助する方々については、公務員に準ずるため、給与引き上げは未定とのことでした。
しかし、非正規の公務員の方はどんなに頑張っても正職員になれず、給料もあがらず、翌年の契約も不明です。にもかかわらず、先日、公務員の給与が引き下げられた際には一緒に引き下げられました。

https://iwasetakeshi.net/2021/12/part-time-job-3/

こうした時だけ公務員と同じ、というのは適切なのでしょうか。区として制度の趣旨に則って責任をもって対応するよう、訴えていきます。