本日の企画総務委員会、4月17日に行われた練馬区長選挙、区議会議員補欠選挙の結果が報告されました。本日のブログの内容は以下の通りです。1.若い世代の低投票率に変化、2.投票所別の投票率に大きな変化、3.無効票4015票の内訳は?、4.期日前投票、大きく減少。
【1.若い世代の低投票率に変化?…前回に比べて2%近く上昇】
今回の区長選の投票率は31.95%、過去最悪だった4年前(31.38%)よりもわずかに上昇したものの非常に低い状況です。年代別では最も低いのが20代(16.85%)で、30代(25.29%)、10代(25.76%)と若者の低投票率が顕著です。しかし、その中で一筋の希望も。前回(4年前)に比べて、20代は1.8%、30代でも1.7%ほど投票率が上がっています。コロナを受けて、少しずつ政治が身近になってきたのではないか、と思うとともに、私自身、もっと若い方へ響くような訴えをしていかなければ、改めて思います。
【2.投票所ごとの投票率に変化…田柄地域で投票率大幅アップ】
区内には小中学校を中心に71カ所の投票所があり、投票所ごとに投票率も大きく異なります。毎回投票率が高いのは、光が丘地域で今回も最も高かった光が丘第三中学校の投票率は45.43%、次いで光が丘春の風小(41.63%)です。今回、初めて3位となったのが、田柄中学校の38.63%、春日町児童館でも36%を超えています。田柄の近隣地域では投票率も3%近く上がっており、この背景には、候補者の吉田健一さんの地盤での関心がより高かったということがあると思います。
【3.無効票4,015票の内訳は?…7割が白票でした。】
今回の区長選挙、差がわずか2千票あまりの大接戦でした。その中で、無効票が区長選では4015票、区議補欠選でも9,548票に達しています。内訳を確認したところ、区長選でも補欠選でも概ね7割以上が白票だったとのこと。また、4年前の区長選でも無効票の数や白票の比率は同程度だったとのことです。
【4.期日前投票、大きく減少…雨と寒さの影響】
期日前投票の比率は4年前に比べて、2.45%も減少。この間、期日前投票が増加傾向にあった中で、減少に転じた理由を確認したところ、選挙の終盤にかけて急速に気温が下がり、天候も悪化したからとのことでした。
【岩瀬の思い】
現職が圧倒的に有利と言われる中で、吉田健一さんは大健闘されたと思います。自戒を込めて、より多くの方に区政に関心を持って頂くためにも若い方々にも届く政策をもっと訴えていくということ、そして、ネット投票や郵便投票も含めて、より投票しやすい環境を練馬区として整備するよう訴えていきます。