岩瀬たけし事務所でウクライナからの難民の方をお招きしてワークショップを行いました。彼女は今年、お子さんと一緒に日本へ避難したばかり、お連れ合いやご家族はまだ現地で生活しているとのこと。ドネツクでは毎日のように爆撃が行われているとのこと、現地でお子さんが入院している時にも、空襲警報が鳴るたびにお子さんを抱えて地下のシェルターまで毎回逃げていたとのことでした。私たちがワークショップをしているときにも、彼女のスマホから突然サイレンの音が鳴って驚いたのですが、今もアプリで現地の空襲警報を受け取っているとのこと。それだけ、戦争がまだ身近であるということだと思います。
日本での生活、とても前向きに受け止められていて、今は子ども達に英語も教えているとのこと。今回はクリスマス飾りを作ったのですが、「この飾りは心を静めてくれるもの、怒りや苦しみを感じたときには、この飾りの下に行くといい」という彼女の説明が印象的でした。ぜひ改めて彼女の経験や思いを伺う機会を持ちたいと思います。