土曜日の午前中、地域のカタクリの守る会の方が主催した区と住民の意見交換会に参加しました。今回の意見交換会は5月21日に続いて2回目、早い時間にも関わらず会場は満席でした。2時間にわたって住民からの意見や質問に区が回答する形で進行されました。
質疑の中では公園の予定地には400世帯を超える住戸がある中で、立ち退きを迫られるかもしれないという住民の方の不安や計画に自分たちの声が反映されていないのではないかという思いが何度も訴えられていました。印象的だったのは、区は丁寧な説明をしているというけれど、説明会の資料も社会科見学みたいなもの、区の思いや本音が全く分からないというご意見でした。小さいお子さんを育てる中で「カタクリを守るために私たち400世帯を追い出すのか?」という声、区は重く受け止めるべきです。

また、10月から開催されている専門家委員会においても、専門家からの質問に対して、練区は全然答えられなかったことが指摘され、地域の住民が一番詳しいのは間違いないのだから、自分たちも計画を策定する議論に参加させてほしいという強い思いを訴えていました。

住民の暮らしを大きく変えることであり、だからこそ住民の声を聴くのは当然のことです。「当事者ぬきで当事者のことを決めないで」という大原則が丁寧に守られるよう、今後も訴えていきます。