本日の文教児童青少年委員会、小学校の特別支援学級の教育環境の改善を求める陳情の質疑がありました。質疑の主な内容は以下の通りです。

  1. 練馬区 で特別支援学級(固定級)に通う児童は460名(令和5年現在)でわずか2年で3割も増加。他方で教員数は82名、15%の増加に留まっています
  2.  区立小学校65校中、特別支援学級(固定級)が設置されているのは16校のみ。その結果、希望する学校に通えず、バスや電車を乗り継いで通学する児童も。
  3.  教室も不足しており、専用室ではなく他の教室を転用するケースも
  4.  学校生活支援員は1校あたり3名程度、本来は普通学級では12クラスに1名、特別支援学級では1クラスに1名の配置が望まれますが、希望者が不足している中で実現には至っていません。

練馬区は来年度、新たな方針を策定しその中で、増設の可能性も検討するとのこと。

今後も増加が予想される中で、支援学級の増設、支援員の増加などの対応が不可欠です。次回の審査では区として一刻も早い対応をするよう、採択を求めたいと思います。

過去の質疑はこちらをご覧ください。