練馬区の2024年度の予算が記者発表されました。当初予算は3230億円と過去最大、初めて3000億円を超えることに。区民一人当たりでは40万円以上が使われることになります。具体的にどのように使われるのか、記者発表の中から子育て、教育について内容を確認します。
最も大きいのは、学校給食の無償化。23区で唯一給食費が無償でなかった練馬区、その理由の一つが年間30億円の予算を捻出するのは困難とのことでしたが、今回、東京都が半額を支出することを発表、練馬区も遂に無償化を決定しました。ついに皆さんの訴えが届きました。そのほかにも、この間何度も訴えを頂いていた、ベビーシッター利用支援事業もようやく開始、こちらも23区で17区が導入していましたが、ようやく練馬区でも4月から実施へ。そのほかにも、産後ケア事業の利用料が母子ショートステイでは6千円から3500円に、大きく削減されます。また、保育園登園準備の負担を減らすために、おむつに加えてエプロンのサブスクも導入。皆さんが訴えてきたことが、少しずつ実現しています。
他方で、教員の働き方改革や不登校支援などについてはまだまだ課題も多く残っています。
2月に始まる予算審議の中でも改善を求めていきます。ご意見など、ぜひお寄せください。