息子の春休み、家族でインドを訪問。一番の目的の一つが私のヒーローの一人、ガンディーの記念館を訪問することでした。記念館ではガンディーが英国支配に抗うための塩の行進の時に用いたステッキ、暗殺された際に血のりのついた服、心臓の音など、生前の様子が目に浮かぶような展示に圧倒されました。
「何をすべきか迷った時、今まで出会ったもっとも弱い方、貧しい方の顔を思い浮かべなさい。そして、あなたがやろうとしていることが、その方のために役立つのか、その方が尊厳を取り戻すのに役立つのか、別の言葉で言えば、何百万人もの飢えている方、精神的に困窮している方を救えるのかを考えなさい。それを考えれば、自ずと答えは出るでしょう」という言葉がとても印象的でした。
今回の旅で話した友人や新しく出会った人々の中にはイスラム教、シーク教、キリスト教などインド国内で少数派の人も。また自身はヒンドゥー教やキリスト教だけれども、現在のインドはヒンドゥーナショナリズムを訴える政党が長期政権を握っていて、特にイスラム教の人々の差別や周辺化がじわじわ進んでいることがとても残念だと言う人もいました。インドの誇るガンディーについても、その暗殺者のヒンドゥーEXTREMISTの若者を再評価する動きもあるということを嘆いている人もいました。インド人のジャーナリストの友人によると、インドでも多様性を排除する勢力が力を付けているのはインドでも同じで、人々が委縮して報道や言論の自由が脅かされているのをひしひしと感じ始めているそう。自分自身も政権から目を付けられるのは怖いけど、闘うのをやめない、と言っていたのが印象的でした。今回の旅行を通じて、自分がどうあるべきか、久しぶりに思い出せた気がします。インドでの滞在についてはこちらをご覧ください。