昨日、「戦争法案を許さない!ねりま青年の会」が実施している駅頭での抗議活動に参加。
この集まりでは、練馬区在住の大学生等が安保関連法制の撤廃を求める声をあげている。
抗議活動には、共産党の戸谷議員、生活者ネットの君垣議員、やない議員も参加。
党派を超えて、明らかに違憲な安保関連法制を許さない、という思いで地域の中で集まった。
そんな中で行われた今回の内閣改造。
目玉として、「一億総活躍相」が設置されたが、まずはその名前にものすごい違和感。どうしても「一億火の玉」や「一億総懺悔」などの戦時中や戦後直後の標語を想像してしまう。政権の皆さんも当然、これらの軍国主義的使われ方を知っているハズ。また、どうも上から目線が漂う。そもそも何をもって「活躍」とするのだろうか。日本経済等、国家にどれだけ役に立つかだろうか。その背景には政権が、弱い立場の人も含めた多様性を否定し全体主義を押し付けようしようとする姿勢が透けて見える気がしてコワい。
憲法は国民を守るために、そして、間違いを犯しやすい権力を縛るためにこそある。私は世界の様々な国を見てきて、どんなに立憲主義というのが重要かを肌で感じてきた。
日本には法治国家であってほしいし、民主主義の国であってほしい。だからこそ、この法制を何としても廃止なければならない。
安保関連法に対する違憲訴訟が準備されているが、訴訟は時間がかかるし、難しいことは先日も書いた。落選運動も必要だが、識者によれば、「安保関連法廃止法案」の国会提出も有効だという。『大衆の忘却力は大きい』とヒットラーが言ったというが、そうはいかない。来年まで、そして今後何年も、この暴挙をみんなで覚えておかなければならない。そのために、国会内外でこの法律が「違憲である」という認識を維持しなければならないのだ。
そういったとりくみを地域からも粘り強く、諦めずに、支えて盛り上げていきたいと思う。
(写真は左から生活者ネットの君垣議員、やない議員、右端が共産党の戸谷議員)