昨日の続きです。

昨日の一般質問、区長に答弁を求めていたにもかかわらず、区長は一言も発言しませんでした。

一般質問とは本来、本会議の場で区政の基本的な考え方を区長自身に問う場であり、区長自らが答弁に立つべきもの。なぜ私たちに対してのみ、答弁をしなかったのか、本日、正式に理由を質問しました。

口頭での答えは、「議場の論議における政策の重要性を判断した上で、執行機関(区長)が、誰が答弁するかを決定する。」という主旨でした。つまり、私からの質問は、重要性を判断した上で、区長が答弁するまでもないと決断したとのこと。

一般質問でテーマにしたのは、性的マイノリティや外国籍住民の人権保障、男性の子育てと男女共同参画、そして、地域の町づくり。

いずれも区政にとって極めて重要なテーマです。こうした内容について、区長がその重要性を認識しなかったとしたら大変な問題です。

そもそも一般質問は、議員が、主権者である区民の付託を受け、区政の懸案と思われる課題について質問するものであり、それに対して、区が重要かどうかを判断すること自体、議会の自立性と主体性を否定し、ひいては区民全体に対する冒とくになると言わざるを得ません。

区長の今回の対応は、私たちのみならず議会全体と執行機関の信頼関係を大きく損なうものであり、だからこそ強い違和感を感じています。

このことを受け、「市民の声ねりま」として、区長に対して今回のことに対する説明とともに、すべての会派に対して区長自らが答弁に立つことを正式に申し入れました。

このことについては今後もしっかりと取り組んでいきます!