練馬区議会第二回定例会が6月29日まで行われています。

私にとっては初めての議会、毎日が怒涛のように過ぎていく勉強の日々でした。。

まず、議会の仕組みについて
議会は大きく本会議、常任委員会、特別委員会に分けられます。
流れとしては、本会議に提出された各議案を、分野別に常任委員会、特別委員会で審議することになっています。

最初に、希望する委員会への振り分けが行われるのですが、これは大きな政党から順番に割り当てられていきます。私たちは二名の少数会派ということで、最後の方だったのですが、幸いなことに希望していた、子育てや教育に関する「文教児童青少年委員会」、特別委員会は「災害対策等特別委員会」に属することができました。

そんな中、委員会に初めて出席して、最初に驚いたのは資料の量!
席に着いたら200ページ近い書類がドンと置いてあります。
そして、それを受け取って数日後にはその内容についての報告が始まってしまう…ですので会期中には、資料を受け取ってから、文字通り夜を徹してひたすら勉強になります。

第二に驚いたのが、委員会に参加される理事と呼ばれる担当者の方の数!
委員会では委員と呼ばれる議員の質疑に理事と呼ばれる区の職員の方が回答するのですが、その数が30人以上!それほど大きな部屋ではないので、部屋中を区の職員の方が埋めている様はある意味壮観です。

こうして始まった委員会、非常に勉強することの多いものでした。

委員会では委員(議員)による質疑が終了した上で、審査を行い議案の可否を決定する、という流れになります。

ここで大切なのは、望んでいる結果(可否)を得ることと同様に、質疑で区からどのような回答を得られるか、にあるのですが、それが非常に難しい。

区から回答を得るためには、最初からどのような回答が得たいか固めたうえで、それを引き出す質問を行わなければなりません。しかし、どんなに想定しても、全く違う答えが返ってくることもありますし、準備だけでなく、その場での瞬間的な判断も必要になります。また、質問の時間も限られていますので、その中で結論に辿り着かなければなりません。

ということで、毎回、いろいろと想定問答を準備して委員会に臨んだのですが、やはり思った通りにはいかない…。ですので、準備した資料や質問を使えずに終わってしまうということも多く、反省点も多いものでした。。

しかし、そんな中で一番の支えになったのは、たくさんの方が傍聴に来てくださったこと。
選挙で応援してくださった皆さんが委員会室の後ろで見守ってくださったこと、すごく勇気づけられました。