12月20日に男の子育てイベント「パパ、ママで考える・変えるねりまの子育て」を開催。当日はあいにく大変寒い上に雨でしたが、おかげさまで参加総数は47名!(その他、雨で来られなかったとメールで連絡された方も他に4名ほどいました!)

第一部のフォトセッションでは、講師の井上さゆりさんが、写真撮影は家族の愛情を深めるための一つの手段であるとの認識の上に、赤ちゃんや奥さまのきれいな写真の撮りかたを講義するとともに、実際に携帯のカメラを使って撮影することを通じて、参加者の方も楽しく技術を学んでいただきました。

また第二部の渡辺さんのレクチャーでは、男性と女性に別れて、家庭内で女性(母親)が男性(父親)に求めているのは何か、を考えるというグループワークを行いました。こうした作業を通じて、夫婦間のギャップが明らかになるとともに、女性が一番望んでいることは、ただやみくもに「家事や育児を手伝う」ことではなく、まずはパートナーとしての妻の体調や気持ちを理解することであり、相互理解のもと子育ての責任を共有していくことである、ということが明らかになりました。

第三部のトークセッションでは男性が育児を主体的に行うために家庭で行えること、そして行政に求めること、と区別しグループごとに議論を行いました。その中で、行政の課題として多く挙げられたのが、待機児童解消、保育の質の維持、病児保育拡充、ワークライフバランスの確保、など、練馬区が抱えている、そして私達も以前から指摘している問題だったと思います。

また、市民の声ねりまの共同代表である池尻さんからは結びの言葉で、長年にわたり議会で子育て政策の改革に尽力してきた経験に基づき、男にとっても子育ては権利であるという考えを示され、それを実現するために、二人を議会に送ることが必要であると主張していただき、大変説得力があったと感じました。

参加者の皆さんからも、「帰宅したら、旦那が真剣に(子育てに)どう協力できるか話してくれて、嬉しかった」「こんなに根本的なことを扱う子育て講座は初めてだった」と言った意見や「ぜひ次は友達の夫婦も連れてきたい」といった非常に好意的な声が寄せられました。

こうしたイベント、ぜひこれからも続けていきたいと思います!