教員からの訴え「緊急事態宣言の中、なぜ宿泊で研修に行かなくてはいけないのでしょうか?」

先日、教員の方からご相談がありました。 「緊急事態宣言の中なのに、移動教室のための事前の宿泊研修(実踏)が行われます。私も3歳の娘を何処かに預けて泊まりがけで参加します。朝の7時に区役所集合。多くの先生が乗って、バスで一緒に移動することになります。なぜ泊りがけで研修をしなければいけないのでしょうか?」 緊急事態宣言が続き、都も県外への移動の制限などを要請している中で、なぜ教員の方が泊りがけで駆り出されなければいけないのでしょうか?確認した所、区内の全ての小学校から2名程度、合計で130人ほどの教員が参加することになります。 そもそも、毎年同じ場所で移動教室を行う中で、本当に事前研修が必要なのか、もし必要であっても日帰りでもできるのではないでしょうか?教育委員会に確認した所、7月から移動教室が始まるのでどうしても今の時期に必要だった、また、施設や道路に違いがあるかもしれないので、同じことを事前に体験する必要があるとのこと。しかし、参加を強制される教員からは、全く違う意見が出ています。教育委員会として教員の負担を軽減するためにも、研修の見直しを引き続き訴えます。