集落でのトレーニング。
先住民の方々の栄養改善のために現地で収穫される農作物を用いた料理方法を指導します。というのも、こちらではたくさんの種類の農産物が栽培できるにも関わらず、先住民の方は料理方法をほとんど知らないことから、大半を市場で販売してしまい、自分たちで食べる農産物はごくわずかの種類に限られている為です。そんな中、今日はジャガイモとソラマメの煮物、そして、村で取れる大麦を使ったパン作りの指導を行いました。
どれも簡単そうに見えますが、そこは集落での活動。まずは火をおこすところから始まります。しかも現在は雨季ですので、薪が湿気を含んでいて物凄い煙が…料理をしているだけなのに、皆で涙を流しながらひたすら耐えます。そして、それが終わったら100個以上のじゃがいもの皮むき。もちろん皮むき器などないので、皆さん持ち歩いている小刀を使って黙々と向き続きます。その後、材料を煮込んで味付けしてようやく完成!
料理ができた時の皆さんのうれしそうな顔を見ると、こちらもうれしくなります。