いよいよエクアドルでの活動終了を来週に控えて、今は引き継ぎや報告書の作成に大忙し。そんな合間を縫って、市場の価格調査を行いました。今回の調査は我々が集落で支援している農産物が地方市場ではいくらで販売されるのかを把握するのが目的で、インターンの大学生、カウンターパートと手分けをして聞き取りを行います。
今回聞き取りを行ったマーケットは県内でも最大規模、毎週一度開催されるのですが、周辺の先住民がそれぞれ販売したいものを持ち寄り、町全体が大きな取引上へと変貌します。ここでは手に入らないものはないと言われており、農産物だけでなく、羊や食用ネズミ、魚、薬草、さまざまなものが取引されています。
そんな中、精肉販売地域で聞き取りを行っていると、羊の販売を行っていた先住民の女性から、「ちょっと手伝ってよ!」とお願いが…訳もわからぬまま、裏に連れて行かれるとそこではまさに羊の解体が!
どうやら、女性一人では大変だったらしく、なぜか我々も訳もわからぬまま手伝うことになりました。。鶏や食用ネズミの加工には慣れていますが、羊の解体は初めて。カウンターパートとへとへとになりながらも、無事に完了しました。まさか市場調査で羊の解体を学ぶことになるとは思いませんでしたが、最後にまた日本では決して使うことのない新たなスキル(?)を身に付けられた気がします…