GW最終日、代々木公園で行われた「東京レインボープライド2017」(TRP2017)に参加しました。議員を志した時、目標に掲げたことの一つが外国人や性的マイノリティなど、様々な価値観や多様性が尊重され、共存、共生する地域社会をつくることでした。だからこのフェスタ、毎年参加することを楽しみにしています。
会場につくと、去年よりも遥かに多いブース、そして参加者の方も性別や国籍を問わずおもいおもいのスタイルで楽しんでいる姿に、海外にいた頃を思い出しました。
海外にLGBTであることをオープンにしている友人は何人もいますが、そのアイデンティティを前面に出すことがタブー視されがちな日本では、カミングアウトしていない友人が大半です。「多様性の尊重」といいながらも、学校などでは性的マイノリティについて教えることはほとんどなく、私たちが議会で学校において性的マイノリティの子ども達への配慮を訴えても、なかなか前に進まないのが現状です。
だからこそ、こうしたフェスタなどを通じて、カミングアウトしやすい社会、またしなくても過ごしやすい社会に少しでも近づけばいいと改めて思うとともに、地域でしっかりと活動をしていかなければと改めて思いました。