昨日の委員会では、平成31年度から約10年で全ての小中学校の体育館に空調設備(エアコン)を設置するとの報告がありました。平成20年度から普通教室、平成26年度から特別教室にエアコンが設置されましたが、これを体育館にも拡大するというものです。区としての大変大きな決断です。
一方で、そのための費用は莫大です。区の試算では、設計と工事で一校あたり7,000万円かかるとしており、概算では50億円以上になります。また、ランニングコスト(電気代)も、体育館だけで1校あたり年間190万円、合計で約2億円とのこと。また、機械は10年~15年での取り換えが必要とのことです。
具体的な設計、契約はこれからですので、コストをどう抑えるか、どのように効率的に運営するかが今後の議論となります。
なお、平成30年度、設計が予定されているのは小学校5校(豊玉、春日、石神井東、石神井西、大泉南)、中学校4校(中村、北町、光が丘第三、大泉)です。また、すべての小中学校に平成30年度中に大型扇風機を3台ずつ配備することになります。詳細など明らかになったらまたご報告します。