企画総務委員会で6月1日現在の区の障害者雇用の状況について報告がありました。昨年以来、国での水増しの問題、練馬区でも計算ミスなどの問題が噴出する中、法定雇用率の2.5%を上回る2.62%都の報告。内訳は、身体障害者103名、知的障害者76名、精神障害者12名、計103名とのこと。職種別にみると常勤81名、非常勤22名です。
社会的に問題になっている離職率(定着率)について質問したところ、昨年度の離職はゼロとのことでした。他方で区の外郭団体については、練馬区環境まちづくり公社においては、障害者数は法律を満たしているものの、雇用率は2.15%(法定雇用率2.20%)と低い数値でした。
また、手帳を持っていない方の雇用状況については区は把握していないとのこと。確かに法定雇用率は満たしてはいますが、ギリギリに近い数字であり、区としてもっと高い目標を据えて努力すべきですし、手帳を持っていない障害を持った方の雇用についても区として目標を掲げて促進すべきです。