先日、男女混合名簿が中学校ではほとんど使われていないと投稿したところ、就活でハイヒールを強制されることに反対の声をあげたフェミニストの石川優美 さん(「#KuToo」運動)をはじめ、多くの方から反響を頂きました。
https://twitter.com/ishikawa_yumi/status/1382878084857098242
その中で、区内の中学校で働く教員からこんな訴えが。
「昨年度、教育委員会から名簿を男女混合にと指示がありました。でも、対応したのは入学式だけで、普段の名簿、座席、卒業式は男女別になっています。
教育委員会も学校もなぜ混合名簿にすべきかわかっていないのだと思います。管理職は特にジェンダーバイアスが大きいと思います。
学校という閉鎖的な空間ゆえ、社会の民間企業で生きる人たちに比べて考え方や感覚が古く、ジェンダー、LGBTなどへの理解、理解しようという気持ち、変えようという意識はとても弱いです。
学校の中からはなかなか変えられません。子ども達のためにも、なんとか政治の力で変えてください!」
現場の先生の心からの訴え、胸が詰まりました。今回の名簿の件は学校におけるジェンダーの問題を象徴している気がします。名簿だけでなく下着の色の問題や校務分掌の問題なども全てジェンダーという点で繋がっています。こうして託して頂いた声を教育委員会に訴えることを通じて、なんとしても状況を改善していきたいと思います。