企画総務委員会、練馬区がアオバジャパンインターナショナルスクールに対して現在の建物(旧光が丘第3小学校)を今後も10年間、貸し付けるとの報告が。賃料はひと月315万円、これまでより消費税分として15万円の増額とのこと。しかし、区の鑑定では評価額は380万円、65万円分の割引となります。

アオバインターナショナルは現在、500名以上の児童生徒が在学し、学費など平均すると年間250万円ほどかかる私立の学校です。経営に困難を抱えているわけもない学校(区の契約相手は企業)に対して、なぜ区民の財産を格安で貸し付けるのでしょうか。評価額から考えると、年間で700万円以上の割引になります。

区の回答は10年前に募集した際に、最も高い値段で応募したのが同校だったこと、継続的に借りてもらうことが重要である、といった説明でした。そこに通う子ども達の事も考えて、議案には賛成しましたが、今後価格の見直しを検討ことも検討するよう求めました。区民の財産の適切な運用の在り方について、今後も訴えていきます。