緊急事態宣言の延長を受け、子どもたちや保護者からもご相談を頂いています。先日、中学3年生の生徒からこんな相談をいただきました。

「学校から修学旅行が中止になるかもしれないと連絡がありました。オリンピックもパラリンピックも普通に行われていました。なぜ私たちがいつも我慢しなくてはいけないのでしょうか?」

練馬区に確認したところ、多くの学校では9月末から10月にかけて修学旅行を予定していましたが、緊急事態宣言の延長を受けてすべて延期に。各学校に対して時期をずらして実施するよう話をしているものの、予約が埋まっている、他の行事と重なってしまうなどといった理由で、中止を検討している学校も出ているとのこと。現在のところ複数の学校で中止の方向とのことです。昨年度は区内のすべての学校で中止、子どもたちは学校でオンラインでのバーチャル修学旅行を余儀なくされました。https://www.yomiuri.co.jp/national/20210913-OYT1T50048/

しかし、子どもにとっては一生に一度の貴重な経験。たとえ2泊での旅行が難しくても場所や日数をずらしてでも行うべきです。また、各学校に任せず、教育委員会としてもサポートをすべきです。区に対しても丁寧な対応を行うよう訴えています。