武蔵野市で、外国人の投票を可能とする住民投票条例案を松下市長が公表。市内で3か月以上住む方(18歳以上)であれば、外国人にも住民投票を認めるもので、外国人に在留期間などの要件を設けない条例としては大阪府豊中市、神奈川県逗子市に次いで国内3例目となります。なお、住民投票は地方公共団体が地域に関わる一定の事項の可否を住民の投票によって決める制度で選挙とは違います。行われることは少なく練馬区では一度も実施されていません。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/143557
住民投票条例案について「ここは日本だ」「地域が外国人に乗っ取られる」といった主張もある一方で、上野千鶴子さんなどは「定住する外国籍市民の意思が市政に反映されることは、地方自治、住民自治をさらにあるべき姿に発展させる」としています。
練馬区でもすでに2万人近くの外国籍の方が暮らしています。私自身、地域の多様な意見を反映し、社会を形成していくことこそがより豊かな世界を作ると信じます。私も会員のNPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」が訴える「すでに、共に生きている」という訴え、その通りだと思います。
外国籍の方からもこんなご意見を頂きました。
「こちらはとても意義のある挑戦だと思います。地域に生活しているどなたでも、声をあげることで多く意見を取り入れられ、より良い街に一緒につくっていくことに繋がると思います。」
私自身、これまでも練馬区でも外国籍住民が意思を反映する機会をもつよう、訴えてきました。ぜひ連帯したいと思います。