地元の中学校の保護者の方からこんな相談を頂きました。
「娘の学校、生徒数が500名以上いるのですが、ほとんどが昔ながらの和式トイレです。娘のクラスでは、女の子が使える洋式トイレは1つしかなく、いつも休み時間には行列になっています。学校でのトイレを我慢している子どももいるとのこと、健康にも悪いです。なぜこんなことになってしまうのでしょうか?」
2020年に文部科学省が行った調査によると、全国の公立小中学校のトイレのうち、57%が和式のままです。練馬区の中学校でもトイレの洋式化を進めてはいますが、コロナによる財源不足で今年度の工事は延期されました。しかし、なぜ子ども達だけが我慢しなくてはいけないのでしょうか?私たちが働く練馬区役所では和式トイレのほうが少なく、利用される方もほとんどいません。大きな視点としては、国の教育にかける予算が少なすぎますし、そして、自治体としても子どもたちの教育の環境を守るための予算は優先されるべきです。
来年度の予算のなかで、ぜひ学校のトイレの洋式化も進めるよう訴えます。