個人情報保護法が昨年改正され、練馬区でも個人情報保護条例を改正することに。条例の内容は区として守るべき区民の要配慮個人情報の範囲や不開示情報の範囲など、非常に重要なものです。本日の審議会では条例改正に係わる審議・検討を効率的に進めるために小委員会を設置すると報告がありました。

しかし、その委員会について、学識経験者と区民委員から構成するとして、これまで審議会に参加してきた議員は除くとのこと。区の説明では、短期間で複数回行うので議員の日程調整が難しい、議員は8月に審査会で報告を受けるのでその際に意見を言えるということ、常任委員会などでも発言の機会があるとのことでしたが、本当にそれでいいのでしょうか?

そもそも私たちは日程の提案すら受けていません。また、少人数で効率的に行いたいとのこと、議員がいないほうが効率的という意味だと思いますが、それを理由に住民の代表である議員を除くというのはあまりに乱暴です。8月に審議の場があるとのことですが、途中経過も含めて共に議論することでより良い内容を作れるし、それこそ効率的ではないのでしょうか。8月の審議では過去の5回の議論を纏めて議論することになり、丁寧な議論は難しいと考えます。

最終的には、区の提案通り議員は小委員会に参加しないことになり、8月の審議では区は十分な時間をかけて行うことを約束しましたが、丁寧な議論を積み重ねることが私は大切だと思います。