昨日の駅頭、暑さにもうろうとしながらご報告をしていたら真っ黒に日焼けした女性が足をとめてくださいました。

お声がけすると、その方は60代後半、路上での交通誘導の仕事をするために、埼玉県の大宮から東大泉の現場に行く途中でした。肉体労働の経験はあまりないけれど、昨年、娘さんが体を壊してしまい彼女の分まで働かなくてはいけないとのこと。年金は全然足りないし、70歳になったら仕事ができなくなってしまう。体は辛いけど、炎天下の中で週5回、働いているとのことでした。私の事を気遣って下さって「たくさんお水を飲んで、熱中症に気を付けてね」と、笑顔で仰りながら現場へ向かっていきました。

生活の不安を感じながら、何歳になっても仕事を続けなければいけない。決して私たちが望む社会ではありません。私が議員を志した信念はマイノリティが住みやすい社会こそ誰にとっても住みやすい社会という思いでした。自己責任に押し付けるのではなく、公助が十分に行われる社会を、地域で全力を尽くします。