今週始まった区議会定例会、会派の仲間のきみがき圭子さんが一般質問を行いました。
きみがきさんが主張したのは、区政にもっと区民の声を反映させること。谷原保育園の突然の閉園について、保護者が説明会を開くよう何度求めても拒み続け、ようやく保護者主催で開催した際にも区長は出席しなかったことなどを指摘し、トップダウンを改めるよう求めました。

それに対する区の回答は「区民全体の利益を判断するのは、区民の代表である区議会と区長の責任」であり「会派の皆さまは議会制民主主義ではなく、直接民主主義を求めているのでしょうか。」としたうえで、「区民ぬきのトップダウンの区政運営とのご指摘は的外れだということは、皆さんよくご存じだと思います。」とのこと。

練馬区のいう「みなさん」の中には、行政に賛成する方しか含まれていないのでしょうか。練馬区が行うべきことは、反対する区民の声にも真摯に耳を傾け、丁寧に対応することです。例え意見が異なっても、区民に対して誠意と熱意をもって言葉を尽くすことです。私たちが求めているのは、住民主権を実現するために当事者である区民の声を十分に反映すべきということであり、議会制民主主義の否定ではなく、その補完です。練馬区は住民の意見にもっと耳を澄ますべきです。