都市整備委員会、補助156号線に関連して地域のまちづくり計画の素案が報告されました。補助156号線は大泉学園駅北口の交差点から北野神社の境内の一部を通り、西へ直線で約1.4キロ、住宅地の真上を通る形で建設が計画されています。計画自体は60年以上前に作られたもので、区の説明では現在、概ね200軒の住居が道路予定地の上に建てられているとのこと。

都は2021年4月に事業認可を受け、現在は測量などの作業が進んでいます。現時点では用地買収はゼロとのことですが、2-3年以内に買収を加速していくと報告。

私からはまず、地域住民の合意が得られているのか確認をしました。区の回答は、当初は反対する町会もあったが、説明を行う中で納得していて、現時点では反対は把握していないとのこと。また、説明会はまちづくり協議会での議論においても、反対の声は出ていないとのことでした。しかし、本当に買収の対象となる地域の方が納得しているのか、区が把握している範囲というのは、あまりにも狭いのではないでしょうか。

また大泉学園駅北口の北園の交差点からも放射7号の建設が進んでおり、現在は進捗が98%。この道路ができれば、今回計画する補助156号線とわずか数百メートルしか離れていないところに並行して道路ができることにもなります。目的が渋滞を緩和するというのであれば、まずは放射7号の開通を待った上で必要性も含めて改めて検討すべきではないでしょうか。156号線について、ご意見などあればぜひお聞かせいただけたら幸いです。https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/machi/kakuchiiki/hojo156.html