東京都の非正規公務員として働くスクールカウンセラーのうち、250名以上もの方が3月末で「雇い止め」に遭うとして労働組合に相談が相次いでいる問題で、当事者の方々から様々なご意見を頂きました。

あまりのショックに体調を崩しながらも、子ども達のために3月末まで必死で頑張っているとのこと。皆さんの声、非常に切実なものでした。

“雇止めにあったことを先生方にご報告したところ、絶句される、憤りを示される、泣いてくださる等、ご心配くださり共に苦悩してくださっている。また、継続で来談している児童からは泣かれてしまった。現場の声や評価を全く無視することが東京都の子供達にとって不利益は無いと考えるのでしょうか。”

“先生方からは、「来年度以降が心配」「新人や経験の浅いカウンセラーを現場で育ててくださいなんてことは勘弁して欲しい」との声もいただいている。また、報道で今回の件を知った保護者の方からも、「困る」「せっかく信頼できるカウンセラーに会えたと思ったのに」「また一から新しいカウンセラーに話さなければならないのは負担」と困惑のお声を多くいただいている。子供達、保護者の皆様、先生方に対して大変申し訳ない思いであり無念です。”

“あまりにも理不尽で不可解なことを強行した都教委には、その非を認め反省し何よりもまずは大切な子供たちの利益を最優先することをお願いしたいです。”

悲痛な訴えに言葉もありません。練馬区でも多くの会計年度任用職員の方が働き、多くの方が来年度末での公募となります。練馬区からも東京都に対する抗議を求めるとともに、同じことが練馬区で繰り返されないように、会計年度任用職員の方々の正規化を含む継続雇用を引き続き求めます。

過去の訴えはこちらをご覧ください。