日曜日、息子と石神井の子ども食堂を訪問した後、大泉学園駅にホームドアの早期設置を求める会の結成総会に参加。
大泉学園駅は1日の平均乗降客数が7万5千人を超え、区内では練馬駅に次いで乗降客の多い駅。しかし、ホームが狭いにも関わらずホームドアが設置されていないので、非常に危険な状況。2010年以降だけでも、29件の人身事故が発生、最近も2024年5月21日にも発生したばかりです。
本日の結成総会では、全日本視力障碍者協議会代表理事の山城完治さんからは、大泉学園駅について以下のような指摘も。
- 池袋方面側がとても狭くて落ちる恐れがある
- 点字ブロック沿いに柱があり、ぶつかる危険がある
- ホームが暗くて網膜色素変性症の方にとっては非常に危険
また、30年近く前に大泉学園駅でホームから転落し、重度障害者になった方からは
「今でもホームドアがあったならば、別な人生があったのではないかと常々思っています。…命の心配をしなくてもすむホームドアを、1日も早く設置してください」
という切実なメッセージも。
西武鉄道は今年5月、新たな鉄道事業設備投資計画を発表。
その中で、西武に向けた検討を進める駅として初めて大泉学園駅が選ばれました。ようやく検討が始まるのは評価できますが、命の問題でもあるホームドアが、一刻も早く設置されるよう、皆さんと力を合わせていきます。