連日の猛暑、練馬区でも38度を記録する中で熱中症にかかる方も急増しています。
そんな中で、区内在住の方からこんな相談が。個人情報ですので、内容を一部修正して記載しています。
「近所の方で2年以上、家の電気もガスも止められている方がいます。どうやって生きているのか、なんとかしてください!」
あまりの内容に衝撃を受けお話を伺うと、その方は80代で一人暮らし。年金で生活されているものの、事務処理能力に課題があるようで電気やガスが2年以上止められたままとのこと。ご本人は毎日、少し出かける以外はずっと家で過ごしていらっしゃるそうです。
連日40度になろうとする中で、命にもかかわることだと思います。
すぐに練馬区に連絡したところ、区も状況は把握し訪問もしているとのこと。ただ、区の職員が定期的に訪問してもご本人が区の支援や関わりを強く拒絶しており、対応に苦慮しているとのことでした。私からは一刻も早く本人を説得して支援に繋げられるよう求めました。
練馬区は熱中症対策として、エアコンの助成をはじめ様々な支援を行っていますが、あくまでもご本人の意思や希望、申請に基づくもの。今回のように支援が届いていない方が地域にいる恐れも。ご本人を説得して、アウトリーチでもっと丁寧な支援ができるような形を作るためにも、制度の構築や人員の確保を含めた対応が必要だと思います。もしご意見などあればぜひお聞かせください。