11月8日から9日まで、みどり環境等特別委員会の行政視察で宮古島市を視察。2日目は宮古島市資源リサイクルセンターを訪問しました。
同センターは平成18年10月に農林水産省の村づくり交付金を活用し、開設。総事業費は9億3千万円、敷地面積は21500㎡、年間処理量は1万トンに達しています(事業の概要はこちら)。同センターは指定管理制度で運営しており、共和化工株式会社が指定管理を実施しています。
センターでは、島内の有機物をリサイクルしており、牛糞、鶏糞、剪定枝、サトウキビの搾りかす、生ごみ、下水汚泥などのたい肥化を行っています。製造したたい肥はリサイクルセンターで直販し、地域の一般農家の方が活用しています。
印象的だったのは、剪定枝をたい肥として活用していること。練馬区でも剪定された枝が発生していますが、現在は全て焼却処理をしています。それを、たい肥として活用することができればゴミの発生量を大きく減らすことも可能です。
また、一部地域とはいえ、生ごみを回収してそれをたい肥として資源化している点も勉強になりました。こうした事例を参考に、練馬区でもリサイクルの改善に向けた取組を検討できたらと思います。