毎週、駅や街頭に立つ中で、様々なご相談も頂いています。今週、駅で夕方に報告していたら、大きなリュックを背負った若い男性からお声がけ頂きました。4月に入って地方から東京に出て来たばかりで住まいはなく、日雇いの仕事で生活を繋いでいるとのこと。(個人情報は一部変更しています。)
その日もネットカフェに泊るとのことでした。まだ19歳になったばかり、顔には幼さが残っていましたが、はたから見てもやつれきっていました。中学卒業と共に様々な仕事をしてきたものの、とにかく家族から離れたくて、何の伝手も知り合いもないまま東京に来たとのこと。全て自分の責任だと思われていて、行政に支援を求めるなど考えたこともなかったとのこと。
すぐに連絡先を交換して、何とか練馬区の支援に繋げられるように進めています。その後、話をする中で、電話口で
「どんなところでもいいから、とにかく住むところが欲しいんです」
つぶやいていたのが印象的でした。なぜこんな思いをしなければいけないのか、本当に胸が痛みます。どんどん経済が厳しくなる中で、こうして支援が届いていない方は決して例外ではないはず。少しでもお力になれるように今後も力を尽くします。お困りごとなどあればいつでもご相談ください。駅頭での様々な出会いについて、ぜひこちらの記事もご覧ください。