11月28日から第4回定例会が始まりました。本定例会では、補正予算を含めて65件の議案が提出されています。数は非常に多いものの、その多くは契約の変更・更新など実務的な内容です。
また、2026年4月(令和8年4月)の区長選挙を前に、本定例会中に現職の前川区長が続投を表明するのかも一つの焦点になります。
主な注目点
これまでは、選挙前の第4回定例会の中で、与党系議員からの一般質問を受ける形で立候補表明が行われるのが通例でした。今回はどうなるかは不明です。
ただ、本日の所信表明では、「引き続き、区議会の皆さま、区民の皆様と力を合わせて、全力を尽くしたい。お力添えを心からお願い申し上げます」としており、私は区長選を意識した発言だと受け止めました。
所信表明の全文はこちらをご覧ください。
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kucho/shoshin/syosin0712.html
議案の主な内容
65件の議案が提出されていますが、その大部分は、物価高騰を踏まえた契約金額の見直しや、指定管理の期間延長など、実務的な内容が中心です。
一方で、区長・区議会議員・教育委員・区職員等の給与や報酬の見直しについても、議案として提出されています。物価高騰が続き、住民の皆さんの生活の苦しさが増す中で、議員や区長が給与・報酬を引き上げることには慎重であるべきだと考えます。家計が圧迫される局面で、まず優先されるべきは生活への支援だと考えます。丁寧な説明や納得できる理由がないままの引き上げは、区民の信頼を損ないかねません。
議案の内容はこちらをご覧ください。
https://www.city.nerima.tokyo.jp/gikai/kaigi/r7/dai4teirei/0704gian.html
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