ゴールデンウィーク、たくさんのイベントの合間を縫って成長著しい息子を両親に見せるため帰省することに。車で実家に帰るのはこれで2回目、1度で慣れたからもう大丈夫、と安心していたら、大変なことに…いつもは1時間半で着くはずなのに、大渋滞に巻き込まれてしまいまさかの4時間コース。最初の内は、おとなしかった息子も途中から退屈してギャン泣きで「だっこー」とチャイルドシートから降りようとする、それを何としても引き留めるべく、お菓子や動画でつる妻との闘いが後部座席で続いている中、私は今回ばかりは道を間違えるわけにはいかないとひたすら前の車にぴったりとくっつく、非常にスリリングな道程でした。
そして実家について一休みする暇もなく、外に出たいとねだる息子を連れて近くの公園に。この公園、市が管理していて、中には昔の電車が展示されていたり、ミニSLがあったり、羊やヤギと触れ合えるコーナーも。たけおが大興奮で帰ろうとせず、とうとう二日連続で行ってしまいました。最初にヤギ、ヒツジと触れ合えるコーナーに行った私たち。最初は餌をあげて手を舐められるのを喜んでいましたが、あっという間にヤギに取り囲まれてしまう息子。自分の身長より高いヤギたちに埋もれて、もはや息子が見せ物のよう。泣き出しながらも持ってる餌を最後までやる献身的な?息子。慌てて動物をかき分けて救い出す私たち。その埋め合わせをするために、息子に請われるがまま、二日で4回もミニSLに一緒に乗ることに。大喜びしているはずなのに、なぜか表情はいつもしかめ面。眉間にしわを寄せながら真剣に電車に跨る息子を前に、「そうか、僕も昔は両親に何度も付き合ってもらってたよな、うんざりだったはずなのに・・・」と両親の苦労が今になってわかりました。