先週に続いて二回目の区政報告(いわせてカフェ)を行いました。
今回は西大泉で行ったのですが、こちらでカフェを開催できたのは約1年ぶり。どんな方にお会いできるか楽しみにしていました。
そして当日、ちょうど桜が満開の中、今回も地域にお住まいの方を中心に合計で十数名が参加してくださいました。
今回のカフェも、最初に前回の議会の報告を30分程度行って、その後皆さんから興味のある地域の課題についてお話いただく、という流れだったのですが、改めて実感したのがやり方が同じでも、参加者の方によって全く異なるものになるということでした。
先週のカフェでは、周辺住民の方から関越高架下の高齢者施設への反対の意見や、進学塾の英語の先生から練馬区におけるALT(外国語指導助手)の労働条件のお話、図書館で働いていた方から図書館の民間委託のお話などについて伺いました。
一方で今回のカフェ、地域で40年以上に亘って生活されている方が多く、長く福祉関係の活動に携わってきた方から練馬区の福祉行政の歴史や、高齢者の介護をなさって来た方からご自身の経験を伺うことができました。また、80年代の田畑区政から岩波区長、志村区長、そして現在の前川区政に至るまでの変遷や政治の変化などに共有していただきました。特に印象に残ったのは、地域でずっと活動をしてきた方が仰った「私たちは非力だけれど、無力ではない」という言葉でした。地域でずっと活動をされてきた方々から、貴重なご経験を聞かせていただけるとともに、区政の課題についてご指摘いただく、非常に密度の濃い時間をすごさせていただきました。
息子はというと、パパが話している間、お気に入りの図鑑(どこでも携帯)をひっくりかえしながら、ところどころで「くうくうしゃ!」(救急車。機嫌が良いときに発せられる単語)という合いの手を入れてくれたり、皆さんの机を順にまわってクッキーをひとかけらずつもらったりと、ご満悦でした。
来週は大泉学園町、また新たな出会いを楽しみにしています。