練馬区の今後の図書館のあり方を示す「これからの図書館構想」が公表。世界の知と出会うことや練馬の文化の継承等を謳う一方、その実現を担う図書館専門員の正規化や指定管理などは全く触れられていません。図書館を作るのは建物ではなく人、理念を実現するためには職員を会計年度任用職員として単年での雇用とするのではなく、常勤化なども検討すべきだと思います。

https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/keikaku/shisaku/kyoiku/toshokankousou.html

また、これからの図書館構想では理想(実現イメージ)として、美術館と併設する予定の #貫井図書館 を提示しています。81億円以上がかかる予定ですがこれまで住民の声が反映されたとはとてもいえません。今練馬区に必要なのは立派な美術館や図書館を作ることよりも、まずはそこで働く職員の待遇を改善することではないでしょうか。「図書館の自由に関する宣言」を実現するためにも住民が参加した丁寧な議論を求めていきます。