the BIG ISSUE ある猫が残したもの
久しぶりにビッグイシューの販売員の方にお会いして、嬉しくなってバックナンバーも購入。今週号(8月15日号)の表紙は世界で一番有名なストリートキャットのボブ。ジャケットだけでついニッコリ。6月に事故で亡くなったとのこと。ボブと出会ったことでホームレス状態や薬物依存から抜け出せたジェームズ・ボーエンの手記が印象的でした。 「僕にとってボブは「猫」や単なる「相棒」をはるかに超越していた。親友であり、僕とソウルメイトだった。そして兄弟にも近い存在だった。傷ついた二つの魂が出会い、お互いの人(猫)生を変えた」 「人は誰でも愛する者の死を経験する。しかし、人はその悲しみの果てに大きな心の安らぎを見出す。僕自身も悲嘆にくれる日々を過ごすうちに、ボブが残したものの大きさを実感した…。」 人間かどうかは関係なく、こうした関係を築けたことの美しさに胸を打たれます。ボブの訃報を受けて、日本でも稲葉剛さんがホームレス状態の人がペットと入居できるシェルター「ボブハウス」を創設すると表明したとのこと。とても美しい記事ですので、よろしければご覧ください。*450円のうち、230円は販売者の収入になります。