今日の新聞記事

今日の新聞。妊娠した女性が勤務先で受けた降格処分について、最高裁が「原則違法」の判断を下した。高裁への差し戻しとなり、女性が逆転勝訴する公算が大きいとのこと。 男女雇用機会均等法が2006年に改正され、出産や育児を理由とした女性への「不利益な扱い」が禁じられている。しかし、日本では「妊娠によって他の人と同じように働けないのであれば、迷惑だから辞めてほしい」という風潮が今でも残っている。友人にも妊娠を理由に職場に居辛くなった人もいる。連合の調査によると、働く女性の4人に一人がマタハラ被害を受けた、周囲に被害者がいる、とのこと。また、世界経済フォーラムの「国際男女格差レポート2013」では、日本は136か国中、105位の圧倒的な後進国となっている。 こうしたことが起こる背景の一つにはジェンダー差別以外にも、ワークライフバランスの概念がまだまだ浸透していない事があるのではないかと思う。外国の友人に言われたのが、「ライフのためにワークがあるのに、日本ではワークのためにライフを捧げている」ということ。男女ともに働き方を変えていく必要がある。

2018-08-21T09:42:15+09:002014年10月23日|Tags: , |

産後のケア

産後ケアについて、新聞で取り上げられていた。 産後の女性が誰から支援を受けているか、2011年の調査によると、70%が親とのこと。そして夫と答えたのが25%、さらに誰もいないというのが3%だった。 70%が親に頼らざるを得ないという現状。少子高齢化対策の必要性がずっと言われているが、実際には子どもを産み育てることが、女性やご両親(主に母)の多大な負担によって成り立っているということを端的に示している。 全国に存在する宿泊型の産後ケアサービス施設は全国でもまだ100施設。施設の経営や人材確保が難しく普及に至らないとのこと。これこそ、行政が積極的に支援を行うべきではないか。

2018-08-21T09:42:15+09:002014年10月16日|Tags: , |

妻の出産

出産から3週間、おかげさまで妻の体調も回復してきました。 妻は比較的安産だったからまだよいものの、難産や帝王切開で、しかも夫や家族のサポートが無い女性はいったいどうやって体を回復させるのだろう?と疑問。 傷口の痛みや出血がまだまだ続くなか、産後数週間は布団の上げ下ろしもしてはいけないはず。しかし、母親は産んだその日から恒常的な睡眠不足の始まり。 深夜も1時間おきの授乳の上、夫や上の子の世話までしたら、気が狂うのでは?そこで最近知ったのは産後院。長くて数週間入院でき、産後の体の回復をサポートし新生児の世話だけに専念できるようにする専門施設。韓国ではそれが一般的らしいが、日本では珍しい。 世田谷区などが助成しているがとても混んでいて抽選だそうだ。練馬区でもそういった態勢を整えることを決意した。

2018-08-21T09:42:15+09:002014年10月12日|Tags: , |

出生届け

剛朗の出生届けを出した。 道すがら、妻と彼女の職業・研究上の専門である無国籍問題について話す。 世界で毎年生まれる子どものうち5000万人が出生登録がなされていないとのこと。 日本に住む移住労働者や難民の人々のなかにも、送還や迫害の恐れ等で日本の市役所にも自国の大使館にも子どもの出生届けが出せていない人々や、出産費用の未払い等で病院からの出生証明書が貰えない人々等が、何千人という単位でいるそうだ。 出生登録が国籍の取得の要件となっている上に厳しい期限がある国ではその子はずっと無国籍となってしまう。また登録が国籍取得の要件になっていない国でも、血統や出生地等、国籍を取得する要件を満たしているかどうかが証明できないことで、無国籍となるリスクがありうる。 無国籍だとこの世に存在するけど存在しない、私たちが当たり前と思っている人間として最低限の権利も行使できないというような事態が発生してしまうのだ。すやすや眠る「日本国籍の」息子を見ながら、無国籍が少しでも減るようにぜひ練馬からも取り組みたいと思った。

今後の活動について

既にお知らせした方もいますが、来年(4月)の統一地方選挙、練馬区議会議員の予定候補として、活動を開始いたしました。 これまで、途上国における地域開発の専門家として世界21カ国で活動を行ってきました。 海外から日本を見る中で、今の日本には、集団的自衛権、憲法9条の改正、原発再稼働、難民を含む外国人やLGBTなどのマイノリティに対する差別、女性の社会進出と子育てなど、多くの課題が山積していることに気づきました。また、民主主義や言論の自由のために多くの若者が命を懸けている途上国に較べると、日本では若者の政治への無関心が深刻であると感じました。 こうした問題に対して、これまでの経験を活かし、少しでも地元から地域、地域から日本を変えていきたい、その想いから、政党には属さず、市民団体である「市民の声ねりま」の皆さんと活動を共にすることにしました。 市民の声ねりまの代表の池尻成二さんは、区議を3期務め、区長候補ともなりましたが、弱者によりそう地に足のついた活動をずっと続けられていて、まさに地域の声を代弁している方です。 地元の老人介護施設や障がいを持つ方の団体などでボランティア活動をする中で、現在の日本が抱える課題が実際にどのような形で地域に現れているか、少しずつですが具体的に見えてきた気がします。また、市民の声ねりまの支援者の皆さんの熱意や行動力から、日々刺激を受けています。 練馬はその人口の多さから、当選に必要な得票数が全国でも最も多い自治体の一つであり、政党に属さないのは非常に厳しい道ですが、自分の想いを実現するために全力を尽くしたいと考えています。

子育ての始まり

噂では練馬区の待機児童の数は東京でもワースト2位...ということで、子どもが生まれる前から保育園の現状調査を開始。 保育園には認可、認証、無認可の三種類が存在。 その内、一番安心できて経済的な認可保育園に入るためには、母親が産休明けであっても、完全なフルタイム、共働き、親と同居していない、などの条件がそろわないと難しいらしい。 認証保育園に範囲を広げるも、現在どこも10人以上のキャンセル待ちとのこと。女性が働きながら子どもを育てることがこんなに難しいということを再認識... Having hard time finding a available nursery even a year from now...That's Japan. How are you planning to raise the birth rate in this country?

2018-08-21T09:42:19+09:002014年7月17日|Tags: , |
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