先日、私の仲間で、恩人で、最も尊敬する方の一人が急逝されました。何の前触れもなく、前日の夜まで仕事のやり取りをしていた中で、現実として受け入れることができません。私にとっては家族同然の方、今も自分の体が引き裂かれるような気がしています。
初めてお会いしたのは一回目の選挙のとき。なぜ議員になりたいか、自分の思いをお伝えしたら、どこの馬の骨とも知らない私のために一生懸命応援してくださったこと、本当に心強かったです。その後も、ほぼボランティアにも関わらず、ご自身の貴重な時間と情熱を捧げて頂いたこと、感謝の言葉もありません。今の私がいるのは彼女のおかげですし、私にとってそれくらい大きな存在でした。そして、感謝の言葉を十分に伝えられなかったこと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。これから先どうしたらいいか、今は全く見えません。
亡くなってから、初めてご自宅の中に入らせて頂いたのですが、食卓の壁にもたくさんの戦争反対や私たちも関わったイベントのポスターが貼ってくださっていたのを知りました。
週が明け、駅頭を再開したのですが嗚咽しないようにするだけで精一杯です。しかし、文字通り時間も情熱も注いでくださったこと、その思いに少しでも答えられるよう、裏切ってしまうことのないように私も頂いた時間を精一杯生きなければ、そしてご意志を引き継いでいかなければ、と自分に言い聞かせています。