早稲田大学の野中章弘教授にお招きいただき、「ジャーナリズム演習」の授業でゲスト講師として「貧困と政治」等をテーマにお話をさせて頂きました。野中先生の授業でお話するのは3回目、毎回ジャーナリストを志す学生の方々から鋭いご質問やご指摘を頂き、その度に脳が汗をかいています。。。

私からは緊急事態宣言が出されたこの1か月の間にどんな相談を受けて来たか、具体的な内容をお話すると共に、それがどんな普遍的な意味を持つかなどをお伝えしました。学生の方々からは、特に近年「政治家の言葉が軽すぎる」という指摘とともに、他国との比較の中で、あまりにその場しのぎの政策になっていること、政治家としての理念や思想が見えないことが政治不信に繋がっているとの意見が。また、民主主義の不完全性を認識したうえで、議論を明らかにしたうえで決定に時間をかけるべき、といったご意見も。非常に活発な議論を通じて学生の方々が今の政治や社会をどう感じているかを学ぶことができ、とても勉強になりました。