先日、HIV陽性者の方からこんなご相談を頂きました。

「12月の世界エイズデーで毎年、国や自治体でもHIVの啓発活動をしています。しかし、当事者への差別や偏見は全く変わりません。HIVの当事者であっても、数値が抑えられていたらたとえ性行為をしても感染することがない、といったこともしっかり教えてほしいのです。そして、HIVの予防には何よりも子どもの頃からの性教育が大切です。だからこそ、もっと練馬区でも進めてください!」

練馬区でも毎年世界エイズデーにあわせて啓発を行っていますが、当事者の方への差別や偏見を除く取組はあまり進んでいません。さっそく区の担当課と話をしたなかで、厚生労働省が作成しているU=Uのパンフレットをすべての保健所に配布するとともに、特にHIV検査をしている豊玉保健所においては積極的に周知をしていただくことになりました。ただ、性教育については、これまで何度も訴えてきましたがなかなか進んでいません。こうした問題について、議会でも積極的に取り組んでいきます。

皆さんから厳しい声も含めてこうしてご意見を頂けることが何よりも喜びになっています。ぜひどんなことでも結構ですのでお気軽にご相談ください。