先日の投稿で練馬区として独自に低所得の子育て世帯に10万円を給付するものの収入認定されてしまうので生活保護世帯の方は8千円しか受け取れないといった課題を指摘しました。https://iwasetakeshi.net/2022/12/special-benefits/

当事者の方からこんな訴えを頂きました。一部修正したうえでご紹介させていただきます。

【ここから】

確かに私も生活保護を受けさせて頂いている以上、最低限の生活は保証して頂いていますが、今のこの値上がりラッシュが最低限の生活さえ出来ない程に生活を圧迫し日々苦しい毎日です。
子供を盾にする訳ではありませんが、育ち盛りの子供を抱える身として、食費、衣服、学校用品などとてもお金がかかります。自分が働けたら!それが1番なのですが、難病の治療真っ只中でもどかしい状態です。区の言う通り、全ての人を助けることは出来ない。確かにそうだと思います。ただ、低所得世帯や非課税、課税世帯関係なく、みんな同じように値上がりの影響を受けて苦しいことは間違いありません。どうか、出来ないから仕方ないではなく、上の方も少しでも区民の気持ちに寄り添って欲しいとおもいます。来年は少しでも前向きになれる対策がなされることを願っています。(ここまで)

悲痛な訴えに言葉もありませんでした。
練馬区は生活保護の方は最低限の生活は保障されていると言いますが、物価が上昇する中で、保護費は全く上がっておらず、特に子育て世帯は非常に厳しい生活を余儀なくされています。区は真に必要な世帯を支援する、としていますが、生活保護世帯などは実質的に排除されてしまうというのは制度としてあまりに問題が大きいと思います。